5月5日(日)尼崎稲園高校にて、兵庫県高等学校将棋選手権大会の団体戦が行われました。
女子団体戦と同じ場所ですが別の部屋で開催で行われました。
参加校は35校。
予選は4校による総当たりリーグで1位のみが決勝トーナメントに進める仕組み。
予選
白陵Aチームは、県立伊丹・東洋大姫路・甲南にそれぞれ3-0で文句なしの予選通過。
白陵Bチームは尼崎稲園に3-0、西脇工業に3-0、御影に1-2のチーム2-1
同率で御影高校も2-1でしたが、直対で勝っている御影高校が1位通過となり、惜しくも予選通過とはなりませんでした。
決勝トーナメント
白陵Aは最も厳しいくじを引いたようです。
今年は甲陽に中学選抜代表経験者がおり、雲雀丘学園は近畿大会優勝者がおり、灘は全国大会常連校です。
優勝するにはその3校すべてに勝つ必要があります。
準々決勝 vs甲陽A
チームの柱である上杉が甲陽のエースと激突する大熱戦。
上杉の準備してきた作戦に、相手がうまく対応した模様。難解ながらも押し切られ、負けましたが、金澤、橘がしっかり勝ち切って、白陵A2-1甲陽Aで準決勝に駒を進めました。
準決勝 vs雲雀丘学園
大将は角交換振り飛車から雁木に囲い、現代らしいバランスが取れた中盤戦。そこから相手は地下鉄飛車から端をうまく攻めてきて、金銀で対応している間に逆側も攻められて負けモードでしたが一瞬の隙をついて逆転勝利。
副将は角換わり腰掛け銀でジリジリした中盤戦。お互い桂頭を狙い合う難しい展開から馬を作りあいましたが、押し切られて負け。
三将はvs嬉野流に、銀を上手く繰り出して馬を作って優勢を築きました。そのまま押し切って勝ち。
結果 白陵2-1雲雀丘となり決勝に駒を進めました。
決勝 vs灘A
大将戦は3年同士のエース対決。
角交換振り飛車で、相手の穴熊の隙をついたが相手の対応がうまくやや苦しい展開に。
そこから粘りに粘ったが相手の穴熊が遠くあと一歩届かず負け。
副将戦。
嬉野流に銀交換に持ち込んでいい勝負。
相手は薄い玉のまま、上部に手厚く攻めてきて受ける展開に。
しかし、カウンターで好機をつかみ、攻め倒して勝ち。
三将戦。
相居飛車から角を切って、猛攻。龍を作るものの金損で苦しい展開。
しかし、一瞬の隙をついて馬を作って金香交換に持ち直す。
馬を活かして駒得になり、そのまま勝ち。
結果 白陵2-1灘Aで優勝しました。
大会結果
優勝 白陵
準優勝 灘A
3位 雲雀丘学園
4位 灘B
となりました。
全国大会出場
今回の県大会で優勝することができたため、女子団体とともに、8月1・2日(木・金)に岐阜県高山市で行われる第48回全国高等学校総合文化祭(第60回全国高等学校将棋選手権大会)に出場することが決定しました!
近畿大会
また、この結果をうけ、11月16・17日(土日)に福井県福井市で開催される第44回近畿総合文化祭の団体戦に出場します。